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マイクロスコープで診る精密治療の世界

「見えなかった」を「見える」世界で治療する価値

治療の精度の向上

マイクロスコープとは手術用顕微鏡のことです。あまり馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、マイクロスコープはより精密な治療を提供するにはとても重要な医療機器です。


最近ではマイクロスコープの普及は進んできましたが、66,000軒以上ある歯科医院の中でもまだ13%程度の普及率となっており、日本では導入が完了している歯科医院は限りがあります。(厚生局の施設基準届出数より算出。令和6年11月現在)

 

当院では治療のオプションとして治療の精度を上げるためにマイクロスコープの導入をしました。治療の精度を追求することで、可能な限り再発が起こりにくい治療を提供したいと考えています。


マイクロスコープで歯を拡大して診る

マイクロスコープは通常3倍程度から最大20倍程度歯を拡大して見ることが可能です。従来の肉眼治療ではどうしても細かなところを見落とさないようにしても、見ること自体に限界があります。歯はとても小さな構造物ですので、マイクロスコープを用いて術野をしっかりと拡大して見ることによって、歯の構造や歯肉の状態を確認することができるのです。

診断の精度を向上する

マイクロスコープを用いて「見える」化することで、これまで把握しきれていなかった歯をより細かな目線でみることができるので、診査診断の精度をより改善することが可能です。歯と被せ物の隙間や、歯肉の中にひそむプラークなど、これまで肉眼ではみることが難しかった部分もしっかり見えてくるので、その情報を診査診断に反映することが可能です。


また、根管治療では手探りで治療を進めざるを得なかったところもマイクロスコープで神経の入り口や本数をしっかり確認した上で治療を進めることができます。そして得られた情報は動画や写真で記録に残すことが可能であり患者様に歯の状態をお伝えする視覚的なツールとしても使用することができるのです。

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