院長紹介
院長 鈴木 杏奈
Anna Suzuki
2009年3月
東京医科歯科大学(現東京科学大学)
歯学部口腔保健学科卒業
歯科衛生士免許、社会福祉士免許取得
2009年4月
新潟大学歯学部歯学科三年次編入にて入学
2013年3月
新潟大学歯学部歯学科 卒業
2013年4月から2014年3月
東京医科歯科大学病院
歯科医師臨床研修プログラム(研修医)
2014年4月
東京医科歯科大学
大学院医歯学総合研究科医歯学専攻
(博士課程) 歯科心身医学分野 入学
2016年4月
東京医科歯科大学病院歯科(歯系診療部門)
歯科心身医療科 医員兼任
2018年3月
東京医科歯科大学
大学院医歯学総合研究科医歯学専攻
(博士課程) 歯科心身医学分野 修了
2018年4月
東京国際歯科 六本木 入職
東京医科歯科大学
大学院医歯学総合研究科非常勤講師
ラクシア銀座歯科クリニック 非常勤勤務
2019年4月
東京国際歯科 六本木 副院長就任
2025年4月
TOMOE DENTAL CLINIC 開業予定
自分自身の「歯と健康」について考える
きっかけになる歯科医院でありたい
二度と同じ治療を繰り返さないために
生涯健康が維持できる環境作りに力を注ぎ
天然の歯を残す価値を考える取り組みをサポートします
「歯」は人間が生きていく中で実は非常に重要な役割をしています。「食べる」「話す」「笑う」といった色んな機能に歯は関わっており、歯は欠かせない存在です。
どうしても歯科医院は「痛くなったら」「困ったらいくところ」といったイメージは日本ではまだ拭いきれない時代が続いているように感じます。
もちろんみなさんの「困った」に対しては全力で救いたい気持ちでいっぱいです。
でも私はみなさんの「歯で困らないようにする」ことに対しても全力サポートしたいと考えています。
歯は乳歯が永久歯に生え変わったあとは二度と新しい歯は生えてきません。歯の再生の研究は進んでいますが、臨床応用されて、適切な歯科医療として医療提供できるまでにはまだまだ時間がかかります。
だからこそみなさんのお口の中にある歯をどうか大切にしていただきたいのです。
歯科医師がどんな素晴らしい治療をしたとしても、お口の中の環境が変わらなければまたむし歯もできるし、歯周病も進んで、しまいには歯を失うかもしれないのです。
そんな悲しい苦労を味わって欲しくないのです。
私は歯科医師になる前に歯科衛生士になるために大学に通っていた時期がありました。そこで歯科医療と福祉について学び、歯科医療の重要さを知り、そして将来的に発展性のある分野であることを確信しました。
中でも歯科衛生士という職業は非常に重要であり、歯科医療の中で患者様と歯科医療をつなぐ重要な立場であることを理解しました。どうしても歯科医院では歯科医師の影に隠れがちな歯科衛生士ですが、もっと歯科衛生士の活躍できる歯科医院があったらいいのになと考えるようになりました。
そのためには歯科医師の立場も理解しないと双方の理解は得られないと思い、歯学部歯学科に編入し、歯科医師になる道を選びました。職種が違うのでやはり目線や考える視点が歯科医師と歯科衛生士とでは全く異なることに衝撃を受けましたが、だからこそお互いの専門をいかして、チームとして最大限に「生きる」歯科医院が実現できるのではないかなと思うようになりました。
そして大学院では「歯科治療だけでは治せない歯科心身症」を研究し、歯科医師としての診療と思考の幅を広げることができるようになりました。歯科医師の得意分野の「削る」「被せる」「抜く」だけではなおせないのに、歯科医師が治療するべき歯科心身症への対応ができる医療機関は非常に限られており、路頭に迷ってしまう患者様が数多くいらっしゃることに気づかされました。
歯科心身症で困っている方をサポートするには、歯だけではなくもっと広い目線で病気と、そして人間と向き合う必要があることを改めて実感しました。
異色な経歴で様々な視点から歯科において研鑽を積んでまいりましたが、これからはTOMOE DENTAL CLINICに訪れるすべての方の歯の健康と幸せに貢献できるよう日々精進していきたいと思います。
歯の旧漢字である「齒」には「人」という文字が使用されています。私だけでは広い世界の中でちっぽけな存在でしかないですが、歯科医療を通し、出会った患者様やスタッフや歯科関係者の方々、そして家族に感謝し、人と人とのつながりを大切にしていきたいと思います。
---東京都東大和市から世界に発信できる歯科医療を。ひとり一人に適したオーダーメイドの歯科医療を。
どうぞTOMOE DENTAL CLINIC をよろしくお願いいたします。
院長 鈴木 杏奈
所属学会
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日本歯科心身医学会 会員・認定医
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日本心身医学会 会員(関東甲信越支部)
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IASP(International Association for the Study of Pain)
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EPSDC研修会
STAGE Ⅰ 診断学コース
STAGE Ⅳ スカンジナビアエンドコース
STAGE Ⅴ 北欧矯正学コース コーススタッフ
業績(院長旧姓:三浦 Miura A)
Miura A, Tu TTH, Shinohara Y, Mikuzuki L, Kawasaki K, Sugawara S, Suga T, Watanabe T, Watanabe M, Umezaki Y, Yoshikawa T, Motomura H, Takenoshita M, Maeda H, Toyofuku A. Psychiatric comorbidities in patients with Atypical Odontalgia. J Psychosom Res. 2018 Jan;104:35-40. doi: 10.1016/j.jpsychores.2017.11.001. Epub 2017 Nov 7. PMID: 29275783. Tu TTH, Miura A, Shinohara Y, Mikuzuki L, Kawasaki K, Sugawara S, Suga T, Watanabe T, Watanabe M, Umezaki Y, Yoshikawa T, Motomura H, Takenoshita M, Toyofuku A. Evaluating Burning Mouth Syndrome as a Comorbidity of Atypical Odontalgia: The Impact on Pain Experiences. Pain Pract. 2018 Jun;18(5):580-586. doi: 10.1111/papr.12647. Epub 2017 Nov 20. PMID: 28972293. Takenoshita M, Miura A, Shinohara Y, Mikuzuki R, Sugawara S, Tu TTH, Kawasaki K, Kyuragi T, Umezaki Y, Toyofuku A. Clinical features of atypical odontalgia; three cases and literature reviews. Biopsychosoc Med. 2017 Aug 3;11:21. doi: 10.1186/s13030-017-0106-8. PMID: 28785306; PMCID: PMC5541751. Umezaki Y, Miura A, Shinohara Y, Mikuzuki L, Sugawara S, Kawasaki K, Tu TT, Watanabe T, Suga T, Watanabe M, Takenoshita M, Yoshikawa T, Uezato A, Nishikawa T, Hoshiko K, Naito T, Motomura H, Toyofuku A. Clinical characteristics and course of oral somatic delusions: a retrospective chart review of 606 cases in 5 years. Neuropsychiatr Dis Treat. 2018 Aug 13;14:2057-2065. doi: 10.2147/NDT.S167527. PMID: 30147319; PMCID: PMC6095116. Shinohara Y, Umezaki Y, Minami I, Watanabe M, Miura A, Mikutsuki L, Kawasaki K, Sugawara S, Trang TTH, Suga T, Watanabe T, Yoshikawa T, Takenoshita M, Motomura H, Toyofuku A. Comorbid depressive disorders and left-side dominant occlusal discomfort in patients with phantom bite syndrome. J Oral Rehabil. 2020 Jan;47(1):36-41. doi: 10.1111/joor.12872. Epub 2019 Aug 28. PMID: 31398263; PMCID: PMC6916626. Umezaki Y, Miura A, Watanabe M, Takenoshita M, Uezato A, Toriihara A, Nishikawa T, Toyofuku A. Oral cenesthopathy. Biopsychosoc Med. 2016 Jun 10;10:20. doi: 10.1186/s13030-016-0071-7. PMID: 27293481; PMCID: PMC4903001. Watanabe M, Umezaki Y, Suzuki S, Miura A, Shinohara Y, Yoshikawa T, Sakuma T, Shitano C, Katagiri A, Sato Y, Takenoshita M, Toyofuku A. Psychiatric comorbidities and psychopharmacological outcomes of phantom bite syndrome. J Psychosom Res. 2015 Mar;78(3):255-9. doi: 10.1016/j.jpsychores.2014.11.010. Epub 2014 Nov 15. PMID: 25477300. Kawasaki K, Nagamine T, Watanabe T, Suga T, Tu TTH, Sugawara S, Mikuzuki L, Miura A, Shinohara Y, Yoshikawa T, Takenoshita M, Toyofuku A. An increase in salivary flow with amitriptyline may indicate treatment resistance in burning mouth syndrome. Asia Pac Psychiatry. 2018 Sep;10(3):e12315. doi: 10.1111/appy.12315. Epub 2018 Mar 25. PMID: 29575764. Umezaki Y, Watanabe M, Shinohara Y, Sugawara S, Kawasaki K, Tu TTH, Watanabe T, Suga T, Miura A, Takenoshita M, Sato Y, Minami I, Oyama J, Toriihara A, Yoshikawa T, Naito T, Motomura H, Toyofuku A. Comparison of Cerebral Blood Flow Patterns in Patients with Phantom Bite Syndrome with Their Corresponding Clinical Features. Neuropsychiatr Dis Treat. 2020 Oct 6;16:2277-2284. doi: 10.2147/NDT.S262892. PMID: 33116526; PMCID: PMC7547763.