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オールセラミック(審美治療)

美しくかつ適合に優れたセラミック治療

オールセラミック(審美治療)

マイクロスコープを使用して的確に歯を削る

◆マイクロスコープを使用してむし歯を見える状態で削る

より審美性の高く、適合性の良い被せ物を作るには、歯の削り方が重要です。当院の審美治療は全てマイクロスコープを用いた精密治療で行います。治療部位をマイクロスコープで最大約20倍に拡大し、見た目の美しさを追求した仕上がりになるよう歯を切削したり、被せ物を装着していきます。


「視診」のレベルを向上するには、歯を拡大してみることができるマイクロスコープが有用です。肉眼で狭くて暗いお口の中を見るにはどうしても限界があり、見えないところは感覚や経験値に頼らざるを得ない場面がでてきてしまいます。それでは治療方法にばらつきが生じてしまいます。


マイクロスコープを使用しながら、きちんと削るべきところを判断し、適合性の高い被せ物を設計しやすいように歯を削っていきます。

◆被せ物の適合性をマイクロスコープで確認する

美しい被せ物をつくるには歯の削り方も大切ですが、装着する前の調整も重要です。


肉眼では一見綺麗に被さっているように見えるところも、マイクロスコープで見てみると、少し浮き上がりがあったり、所定の場所まできちんとはまっていない場合があります。


マイクロスコープで随時治療部位を確認しながら治療を進めることで、起こりうるエラーを最小限にし、より一層自然で美しい仕上がりになるように心がけています。

◆審美性と耐久性に優れた材料を使用

当院でのオールセラミック治療は審美性かつ耐久性に優れているクオリティの高いジルコニア(二酸化ジルコニウム)を使用しています。天然歯に限りなく近い透明感のある色調を再現することが可能です。光沢があり汚れがつきにくく、経年的な劣化が生じにくく変色もほとんどありません。ジルコニアは生体親和性が高く、金属を使用しないメタルフリーなので金属アレルギーの心配はありません。強度が高く、大臼歯にも使用することが可能です。プラークがつきにくいので、治療後のむし歯や歯周病予防にも効果的です。


そのほかにe-max (イーマックス)はIvoclar Vivadent社(イボクラールビバデント)が開発したシステムにて製作されたガラスセラミックス用いた被せ物です。高い審美性と強度をあわせもつガラスセラミックスが特徴です。特に天然歯に似た透明感があり、レベルの高い仕上がりが特徴です。天然歯に近い硬さが再現されているので、噛み合う歯のすりへりを軽減することが可能です。金属を使用しないメタルフリーなので金属アレルギーの心配はありません。プラークがつきにくいので、治療後のむし歯や歯周病予防にも効果的です。


最近では金の価値が見直されています。審美性は劣りますが、歯への適合性はセラミックと比較すると高く、薄くても強度が高くなるので、被せ物を入れられるスペースが少ない症例や、セラミックが割れる心配がある方にはおすすめです。


お口の状態にあわせてどのような素材選びが良いか詳しくご説明させていただきます。

◆口腔内スキャナーを使用した快適な型取り

通常保険診療の場合には型取りの際に寒天やアルジネートといった材料を使用します。トレーにアルジネート(柔らかい材料)を盛ってお口の中に入れて削った部分の型取りを行います。


アルジネートは柔らかく、固まる前にのどの方へ流れ込むと嘔吐反射で気持ち悪くなったりすることが多いです。


セラミックを作る際には多くの場合シリコン印象材が使われることが多いですが、アルジネート同様にトレーにシリコンを盛り付けてお口の中に入れる必要があります。また、シリコン印象材は固まるまでに時間を要し、外すときにも力をかけないとなかなかトレーが外れません。


シリコン印象材は歯周病で歯の動揺が著しかったり、ブリッジや被せ物が入っているところに印象材が流れ込むと取れなくなる可能性もあるので、型取り前には慎重な下準備が必要です。


当院では口腔内スキャナーを用いて被せ物の型取りをしていきます。口腔内スキャナーはお口の中に入れることができる小型のカメラのようなものです。通常の型取りでは下準備もあわせると時間がかかるところ、なんと数十秒から数分で光学スキャンができるのです。


型取りの不快感が心配な方も安心していただけるかと思います


また、口腔内スキャナーはレントゲンとは異なりX線を用いた撮影方法ではないので、被曝せずお口の中をみることができるのです。お口の中を全体をスキャンすることも可能ですので、ご自分の歯がどのようになっているかも3Dでみることが可能です。


当院の審美歯科(セラミック・かぶせもの)の治療の流れ

図1.png

治療期間・回数

費用(※症状・状態によって金額は異なります。)

​付随処置費用一覧(上記根管治療の際に必要に応じて費用が発生します。)

リスク・副作用

  • 治療前診断では見つからなかった歯の破折が治療中に発見されるような場合には歯を可能な限り保存する方法を検討しますが、将来的に抜歯になる場合があります。

  • 精密根管治療中にもニッケルチタンファイルが根管内で破折する場合があります。

  • 炎症が強い場合には初回の治療だけでは痛みが消失しない場合があります。​その場合には鎮痛薬の併用や、次回の治療をはやめに再開する必要があります。

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